「________媛、大丈夫だった?いつも、アイツらと一緒に居るから心配だったんだ」


今は、学校の中の渡り廊下。

「ん〜……大丈夫って、言ったら嘘になるかな?💦なんか、どっと疲れたよ」

「モテるって……大変だな」

「宮野くんは、陰でモテモテじゃん」

「陰ではな、表向きは……そうじゃないからな」



(やっぱり……宮野くんは、誰よりも一緒に行って落ち着く人だよね)


「なぁ、」

「ん?」

「アイツらの方が……良いのか?」

「え?」

「いや、なんとなく」

「最初から、決まってるよ」

「……」

「私は、イケメン美男5人組より宮野くんが良い」

「媛……好きだ!」


私と宮野くんは、誰も居ない空き教室でハグをした。