ヴァンパイアと蜜姫〜生徒会役員と蜜姫〜

そう考えると奇跡のような2人だよね

『はちみつのように甘くて蜂を誘う蜜のように』

私の体にそんなのあるわけないってずっと思ってたけど


生徒会に入って確信した


いい匂いだなんて言われたこと無かったから


ましてや高嶺の花と噂されてるれいかさんとまきさんと話せちゃうなんて

今でも信じられないくらいだもんね


「美優、またひとりの世界に入り込んでるぞ」


「あれ!気が付かなかった」

「そういうところも好き」


柊馬の部屋で私たちは隙間を作らないように愛し合った