ヴァンパイアと蜜姫〜生徒会役員と蜜姫〜

『皆さん、おはようございます。今月の放送担当は生徒会役員の星輝の庶務をしております。沢川 美優と言います。私が生徒会に入ったことは誰もが知ってると思います。私たち生徒会役員が伝えたいこと、本日は季節もすっかり秋になってきましたね。もう少しすればまた冬がやってきます。みなさんは冬は好きですか？いや、私は無理なんですけどね』


前置きはアドリブだ

私が生徒会に与えられた職務は庶務という、皆さんを助ける役目をしている

『最近この辺りで物騒な事件が頻発してきましたね。夜に用事のある方は一人で絶対に出歩かないこと、暗くなる前から犯人は周辺をうろついてるという噂もあります。もし、犯人と接触した場合は一足先に逃げてくださいね。シルヴァニアからけが人が出たなんて、耳にしたくありませんから。長くなりましたが、私が伝えたいことは以上となります。生徒会長に変わりますね』

途中で会長と入れ替わると、私は外に出た

『えー、皆さんどうも生徒会会長の伊弉冉 柊馬と言います』

柊馬の声は星輝、生徒会に入る前から知ってるから聞き慣れてるからあんまり緊張はしないけど

いざ自分がそこに立つとなるとすごく緊張するんだ