「あっ……ちょ、、、んぁっ」

柊馬は満足したのか、私の身体を起こした

時計を見てみるとヴァンパイアが動き出すと言われてる時間になっていた

「ごめん、どうしても抑えられなかった」

「……」

私の首に貼られる絆創膏

「美優?」

覚悟はしていたけど、当然のことで私の頭は追いつかないでいた

「血……」

「ん?」

「吸血する時ってあんな音が出るんだ」

私はまだ放心状態ではあるけど、怖がってないよという意味で柊馬にキスをした

自分からキスしたのはこれが初めてだから、少し恥ずかしい

「美優、顔赤いぞ」

「そういう柊馬もね」

2人で何も考えずにこうして彼氏の部屋で過ごす時間は私は大好きだ

例え、この先何があろうとも

私たちの気持ちは同じだと信じて疑わなかった