ヴァンパイアと蜜姫〜生徒会役員と蜜姫〜

「俺の名前、わかる?」

「えっ?」

「俺の名前、いざなみ とうま」

「それがどうしかしたんですか?」

あれ、そういえば1回しか会長の名前呼んでないような

「次、会長って呼んだら…そうだな。嫌って言っても辞めないことにした。キスするの」

「ふぁ?」

あまりの言葉に変な声出ちゃったよ

「一度だけでもいいから呼んでみろ、『柊馬』って」

え、そんな、勇気いるって

「えーと」

「早くしないとキスするし、キスマークとやらを付けるし、首舐めるかもしれない」

ヴァンパイアが噛む前に首舐めるのって…なぜだろ?

傷の治りが早くなるとか?

そんなこと考えてる間に会長の顔が近づいてきてるし

私は勇気をだして名前を呼んでみることにした