私が会長と付き合ったこと

瞬く間に学校中に広がった

星輝に憧れてた女子たちは

「柊馬会長と付き合えるなんて…羨ましい」とか

「なんで私じゃないの〜」って言ってる子もいたり


門の前で日傘をしたまま待ち伏せてる会長がいて、思わず仰け反りそうになった


「あ、おはようございます」

まだ挨拶するの緊張するな(カレカノとして)

「あぁ、おはよう!」

会長は左手で日傘を指していて、肩にはスクールカバンを提げていた

恥ずかしがりながらも会長の手を握る

後ろから修司がからかってきたけどね


もう突っ込むのも疲れたから今はあえてスルー

朝から生徒会の仕事があるらしくそのまま向かうとれいかとまきが先に来ていた