ヴァンパイアと蜜姫〜生徒会役員と蜜姫〜

5時間後

仕事で疲れた私は気がついたら生徒会長のそばで寝てたらしく

今は別室で休んでるところ

れい「今日はずっと8時から生徒会の仕事が詰まってて、授業も聞いて放課後にまた生徒会の仕事よ?」

「これは疲れるはずだわ」

って言ってたこと、私は眠っていたから知らない


「あとは俺が見ておくから、構内の見回り頼む」

「分かりました」

私、起きてるんだけど…寝たフリをしておこう


「美優、起きてるなら起きてるって言え」

「あはは、バレちゃいました?」

「お前はわかりやすいからな」

会長は私の髪の毛を一掬いして、自分の口元に持ってきてキスを落とした

「髪の毛からいい匂いがする。どこまで漂ってくるんだ?」

「私には何も感じませんが?」

吸血鬼だけが匂いを感じるらしい

それは知らなかった