「はぁ?」

全生徒会員が驚いたのか手にしていたプリントを床に落とした

放課後は一般生徒に危険が及ばないように、

一斉下校させているから今学校に残ってるのは星輝という生徒会役員と先生たちだけだ


「だから、私の血、吸ってもいいですよ」

吸血鬼の血の飢えって私には到底理解が出来ないけど、なんとなく苦しそうだなと言う感じだ


「はぁ…自分からそういう女って初めてだ」

そうなんだ


「ふふっ、あはは…」

何故かれいかさんと真希さんは笑いを上げている


「れいかさん?まきさん?」

「あはははは、はぁ〜、おかしい。私たちが思ってたことと違うからついね、ごめんなさい」

目に浮かんでる涙を拭いながら、私に目を向けるみんな