ヴァンパイアと蜜姫〜生徒会役員と蜜姫〜

何故か会長は私の顔をまじまじと見たあと

ソファに案内された


「なぁ、目、閉じてくれる?」

「はい?」

「いいから」


私は言われた通り目を閉じると

「つめたっ!」

首元にひんやりと伝わる冷たさ

「よし、開けて」

「わっ、良く似合うわ〜」

首元に手をやると

「え、なんでネックレス?」

しかもリングの真ん中は蝶があしらわれていた

「おめでとう。6人目の生徒会役員」

「……えっ?」

「そのネックレス。星輝の証よ」

私が


"星輝"?


「あぁ、先に言っておくけど。そのネックレス外せないからな」

「えぇっ!」

あまりのセリフに大きい声出しちゃったよ