かっちゃん家のほうが学校に近い。
なのに、わたしの家まで来てくれた。
送ってくれたんだ。
無意識、なのかな?
優しいなあ。
「あのさあ、結《ゆい》。一緒に宿題やろうよ」
(えっ…)
いつもなら誘われたらすぐにかっちゃん家に行くのに。
なんでかわたしは「えっ?」って思っちゃってた。
「うん。いいよ〜。お母さんに聞いてくるね」
わたしが言うとかっちゃんは本当に嬉しそうに笑った。
「やったあ! 結《ゆい》〜。ここで待ってるからな。早くして〜」
わたしはかっちゃんが持ってくれた通学バッグと上履き入れを受け取った。
ちょっとだけ。
かっちゃんの手がわたしの手に触れてドキッとしてた。
なんか、なんかね、恥ずかしいよー。
なのに、わたしの家まで来てくれた。
送ってくれたんだ。
無意識、なのかな?
優しいなあ。
「あのさあ、結《ゆい》。一緒に宿題やろうよ」
(えっ…)
いつもなら誘われたらすぐにかっちゃん家に行くのに。
なんでかわたしは「えっ?」って思っちゃってた。
「うん。いいよ〜。お母さんに聞いてくるね」
わたしが言うとかっちゃんは本当に嬉しそうに笑った。
「やったあ! 結《ゆい》〜。ここで待ってるからな。早くして〜」
わたしはかっちゃんが持ってくれた通学バッグと上履き入れを受け取った。
ちょっとだけ。
かっちゃんの手がわたしの手に触れてドキッとしてた。
なんか、なんかね、恥ずかしいよー。