「後で短冊に書いておくね。〝赤ちゃんが無事に生まれますように〟って」
「……え?」
暁月さんは、すぐに理解できなかったのかぽかんとする。口に出すとだんだん恥ずかしくなってきて、照れ笑いを浮かべて「予定日は三月だって」と告げた。
実は私もサプライズで報告しようと考えていたのだ。つい先日、明らかになった妊娠を。
結婚記念日を境に避妊をやめて自然に任せていたのだが、新しい命が宿っているとわかった瞬間は感動で震えた。私たちの、唯一無二の宝物ができたんだもの。
暁月さんはみるみる目を見開き、私をもう一度ぎゅうっと抱きしめる。
「莉真……! やばい、想像以上に嬉しい」
抑えきれない感動と興奮が滲み出ていて、喜んでくれているのがひしひしと伝わってくる。こんな感情を露わにする彼は珍しく、こちらまでとびきり幸せな気分になった。
ところが、彼は急に私の両腕を掴んでパッと身体を離す。
「飛行機、乗って大丈夫だったのか?」
「大丈夫。体調は全然問題ないから」
「それならよかった……。でも、本当に無理しないでくれよ。君たちになにかあったら耐えられない」
一気に過保護になる旦那様が可愛くて、私はあははと笑ってしまった。
「……え?」
暁月さんは、すぐに理解できなかったのかぽかんとする。口に出すとだんだん恥ずかしくなってきて、照れ笑いを浮かべて「予定日は三月だって」と告げた。
実は私もサプライズで報告しようと考えていたのだ。つい先日、明らかになった妊娠を。
結婚記念日を境に避妊をやめて自然に任せていたのだが、新しい命が宿っているとわかった瞬間は感動で震えた。私たちの、唯一無二の宝物ができたんだもの。
暁月さんはみるみる目を見開き、私をもう一度ぎゅうっと抱きしめる。
「莉真……! やばい、想像以上に嬉しい」
抑えきれない感動と興奮が滲み出ていて、喜んでくれているのがひしひしと伝わってくる。こんな感情を露わにする彼は珍しく、こちらまでとびきり幸せな気分になった。
ところが、彼は急に私の両腕を掴んでパッと身体を離す。
「飛行機、乗って大丈夫だったのか?」
「大丈夫。体調は全然問題ないから」
「それならよかった……。でも、本当に無理しないでくれよ。君たちになにかあったら耐えられない」
一気に過保護になる旦那様が可愛くて、私はあははと笑ってしまった。



