それに、拓朗は女たらしではあっても、人のものに手を出すような男ではない。この写真のような行いをしたというのは説教してやりたいが、さすがに不倫をしようとしていたわけではないだろう。
俺はなにげに拓朗のことも信頼しているんだなと思いつつ、落ち着いて口を開く。
「この写真が撮られた後、俺もここへ行ったよ。テーブルの上を見ればわかるが、ふたり以外にも職場の仲間がいたんだ。男のほうは俺が昔から知っているやつだし、不倫なんてしていない」
「……まったく疑わないんだな」
「当たり前だ。彼女を信じているんだから」
当然のように言うと、父は少し驚いているようだった。俺がここまで愛しているとは思っていなかったのかもしれない。
莉真に異動話が出たのはこの写真のせいか。
しかし、仮に本当に不倫していたとしても処分は与えられないはずだ。いくら公務員とはいえ、犯罪ではない不倫行為は処分を受ける対象にはならないのだから。
「よっぽど倫理的に逸脱した行為でない限り罰せられはしないっていうのに、確固たる証拠とは言えないこの写真だけで異動させられるのはおかしいだろう」
俺はなにげに拓朗のことも信頼しているんだなと思いつつ、落ち着いて口を開く。
「この写真が撮られた後、俺もここへ行ったよ。テーブルの上を見ればわかるが、ふたり以外にも職場の仲間がいたんだ。男のほうは俺が昔から知っているやつだし、不倫なんてしていない」
「……まったく疑わないんだな」
「当たり前だ。彼女を信じているんだから」
当然のように言うと、父は少し驚いているようだった。俺がここまで愛しているとは思っていなかったのかもしれない。
莉真に異動話が出たのはこの写真のせいか。
しかし、仮に本当に不倫していたとしても処分は与えられないはずだ。いくら公務員とはいえ、犯罪ではない不倫行為は処分を受ける対象にはならないのだから。
「よっぽど倫理的に逸脱した行為でない限り罰せられはしないっていうのに、確固たる証拠とは言えないこの写真だけで異動させられるのはおかしいだろう」



