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二泊のフライトを終えてマンションに帰宅し、玄関のドアを開けるとかすかに夕飯のいい匂いがした。
すぐに莉真がいつものように出迎えてくれたが、どことなくそわそわしているのは彼女が最後に見たのがお互いの裸だったからか。
照れている様子すらも愛しく思いながらリビングに向かい、荷物の片付けは後にして、すでに食事が用意されているダイニングテーブルにつく。
莉真の手料理はいつも美味しい。温かみのあるそれをいただきながら、会えなかった二日分の話をする。
「そろそろ国際線も多くなっていくんですよね。今回はなにも問題はなかったですか?」
「ああ、フライトのほうはね」
キョトンとする莉真に「望と話したよ」とだけ言うと、彼女はあからさまに緊張した様子になった。
やっぱり告白のことは知っているんだなと思い、間接的に断ったことを匂わせておく。
「それで、ずっと考えてた。どうして望じゃなくて、莉真を好きになったのか」
一瞬目を丸くした彼女は、ほんの少し頬を染めて遠慮がちに問いかける。



