【完】保健室の天使は、天然な生徒会長のトリコ

「このプリント…ふっ、凄いな。こんな難しい問題を解けるなんて。たくさん頑張っているんだね」

「そんなことは…!ただ、これくらいしか、取り柄がないから……」


ここから出られないから他のことを頑張るしかない。それを自分に沢山言い聞かせてきた。

誰に褒められることも、スゴいって言われることだってなかった。


それをこの人は、こんな私に言ってくれた。久しぶりに嬉しいという感情が湧き出る。


「瀬名 天音(せな あまね)さん、だよね?1年生の」


私の名前…!!


なんでこの人が知ってるの!?