「んんっ!?」
何度も唇を奪われ、絆の頭の中がクラクラしていく。数分後、ようやくオスカルのキスから解放された後、絆の息は上がってしまっていた。
「オスカルさん、どうして……」
息を整えながら絆が訊ねると、オスカルは「そんな格好で行くなんて、聞いてない」と少し拗ねたように言う。
「ドレス、丈短い。絆の足が見えてる」
オスカルの言う通り、絆の買ったドレスはミニ丈で足が見えてしまっている。
「ダメですか?ドレス、これしか持って来てなくて」
絆は正直に話す。嘘をついてもすぐにバレてしまうためだ。オスカルはため息を吐いた後、絆を抱き締めて言った。
「こんなに綺麗で魅力的な絆を、他の男たちがジロジロ見るってムカつく。でも仕方ないから……。絶対に、婚約者がいるって言ってね?」
「はい」
「あと、髪のアレンジ俺にさせて」
「はい」
絆はドレッサーの方に向き直る。絆の後ろにオスカルが立ち、絆の髪に触れる。オスカルの指の感触に絆はくすぐったさを覚えた。
何度も唇を奪われ、絆の頭の中がクラクラしていく。数分後、ようやくオスカルのキスから解放された後、絆の息は上がってしまっていた。
「オスカルさん、どうして……」
息を整えながら絆が訊ねると、オスカルは「そんな格好で行くなんて、聞いてない」と少し拗ねたように言う。
「ドレス、丈短い。絆の足が見えてる」
オスカルの言う通り、絆の買ったドレスはミニ丈で足が見えてしまっている。
「ダメですか?ドレス、これしか持って来てなくて」
絆は正直に話す。嘘をついてもすぐにバレてしまうためだ。オスカルはため息を吐いた後、絆を抱き締めて言った。
「こんなに綺麗で魅力的な絆を、他の男たちがジロジロ見るってムカつく。でも仕方ないから……。絶対に、婚約者がいるって言ってね?」
「はい」
「あと、髪のアレンジ俺にさせて」
「はい」
絆はドレッサーの方に向き直る。絆の後ろにオスカルが立ち、絆の髪に触れる。オスカルの指の感触に絆はくすぐったさを覚えた。

