誰か休んでる人がいたんだ・・・。 起こしちゃったかな・・・ 足音がこっちに近づいているのがわかる。 「え、いいんちょー・・・?」 その声に見覚えのある足元を視界に捉え、ゆっくりと重たい頭を上げた。 「氷上くん・・・・・・」 なんで、こんな時に・・・。 だめだ。何も言えない。 「どうした?大丈夫?・・・じゃなさそうだね」 そう言って氷上くんはしゃがむと私のおでこに手を当てた。 「あっつ!これはやばいな・・・・・・ちょっとじっとしてて」 そう言われた瞬間、ひょいっと身体が宙に浮いた。