キミはもういない 【短編】





しかもその日は私と会うはずだった。



約束の時間になっても来ない彼が心配で何度電話をかけた。


でも一向につながらず彼の友達の谷岡伸二に連絡をした。



伸二は泣きながら言った。






「健次が………死んだ……。」