火事。






地球は、オレンジ夕焼け色。





鳥のボクは、足を怪我して飛べずにいた。





みんなみーんな、地球から避難。





炎は、大きくなるばかり。






大きくなって大きくなって、





大きくなるっ!






ボクの世界は、今オレンジから、リンゴ色。





息がっ苦しい・・・・・・、






黄色い手が、ボクの足を引っ張った!





炎を忘れないように握った!



走った!走った!走った!走った!走った!走った!



ボクは、地球を抜け出せた!





「炎さん!君も、生きてるんだ!何か生きる方法があるはずだっ!」





  

炎はボクを抱きしめた。




ボクを抱きしめて、ボクを焦がして消えた・・・・・・。




「あ、りがっと・・・・・・」




そう、言い残して。





ボクの体がメリメリ!

といった!






次の瞬間っ!




ボクの中から、花束が出てきたっ!




ボクは、花束になった。






「ありがとう」






さっきの夕焼けの声がした!





黄色い手がまた、やって来て、ボクの花束を握ってくれた。




「友達・・・・・・。出会ったらみんな・・・・・・!」





黄色い手は、ボクに巻き付いて黄色いリボンになった。








友達。






おわり🤝