【完結】お試しダンジョンの管理人 ~イケメンたちとお仕事がんばってます!~




 マオのご飯! 
 そうだね、まずは、腹ごしらえしなきゃ。



「やったー、食べる、食べる!」



 わたしは一気に明るい気分になって、返事をした。

 久々のマオの料理だよー。

 お城の料理よりも、マオの料理の方が好きだな。

 マオを筆頭に、ぞろぞろと管理人も、モンスターも食堂へ移動していく。

 竜倒公爵も「ぼくもいただこうかな」と、
 つけぼくろをつけて、メルダさんになった。



「エート、もたもたしてっと、おまえの分も全部食っちまうぞ!」



 いつものように、ヴァンがニヤッと笑って、走り出す。

 優しい笑みも好きだけど……、
 ヴァンのこのいじわるな笑みも、好きなんだよね。

 実は、怒ってる時の凶悪な笑みも……、好き、です。

 なんていうか、クセになるっていうか。

 そうだ、ヴァンにも、わたしの気持ちをきちんと伝えなきゃ!

 うーん、やることがいっぱいだ!