と、竜倒公爵の言うことも聞かず、息巻いていた。
お互いの悩みを吐き出した父さんと竜倒公爵は、
それを一挙に解決する案を思いついた。
それが、「結婚の試練」。
つまり、あのアンダーソンの結婚の申し込みを父さんが受けたのも、
ふたりの作戦だったのだ!
結婚の話をすれば、昔から活動的、
悪く言えば超おてんばだったわたしはきっと城から逃げ出す。
そこを、竜倒公爵がダンジョン・マンションへ誘導。
そしたら、マオが、わたしに魔物使いの力を授ける。
わたしなら、きっと魔物たちに認められるって信じて。
そして、頃合いをみはからい、
フローリアとアンダーソンとの婚約の話をすすめる。
その時、わたしが城にもどり、
「自分の自由のために戦う」と言うならば、
「結婚の試練」を行うようにする――。
それが、計画のすべてだった。
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