「おつかれさま」
「ありがとう、海くん」
「いーえ。じゃあ、おれ、屋上のドア閉めてくるから」
畳に寝転んでいるわたしにそう言って部屋から出て行こうとする海くんは、わたしより重いものを運んで階段を何度も往復したのに、あまり疲れている感じがない。
やっぱり、毎日掃除や家事をしてると体力の付き方も違うのかな。それに、海くんは部活もやってるし。
このまま、パタンと寝ころんだままでいたかったけど……。
「ちょっと待って。わたしも行く」
海くんがもう一度屋上に行くというから、わたしもついて行くことにした。
「無理せず休んでれば?」
海くんには苦笑いされたけど、手伝ってもらったくせに、わたしのほうが疲れて動けないなんてかっこ悪い。だから、無理やりにでも海くんについて行く。
「ありがとう、海くん」
「いーえ。じゃあ、おれ、屋上のドア閉めてくるから」
畳に寝転んでいるわたしにそう言って部屋から出て行こうとする海くんは、わたしより重いものを運んで階段を何度も往復したのに、あまり疲れている感じがない。
やっぱり、毎日掃除や家事をしてると体力の付き方も違うのかな。それに、海くんは部活もやってるし。
このまま、パタンと寝ころんだままでいたかったけど……。
「ちょっと待って。わたしも行く」
海くんがもう一度屋上に行くというから、わたしもついて行くことにした。
「無理せず休んでれば?」
海くんには苦笑いされたけど、手伝ってもらったくせに、わたしのほうが疲れて動けないなんてかっこ悪い。だから、無理やりにでも海くんについて行く。



