わたしと暉くんは、『たいようの家』の最寄り駅よりも少し手前の途中駅でバスを降りた。そのバス停から5分ほど歩いたところにコンビニがあって、暉くんが寄りたいと言ったからだ。
暉くんはコンビニで空の好きなお菓子を買って、それを渡して仲直りするつもりらしい。
暉くんが空とうまく仲直りができたらいいなと思って、わたしもコンビニの寄り道に付き合った。
ついでに、わたしのママにも何か買って帰ると言うから、ママが好きなチョコレートを暉くんにおすすめしておく。
コンビニで買い物をすませると、わたしたちは海沿いの道を『たいようの家』に向かって歩いた。
できればバスに乗りたかったけど、夕方はバスの本数が少なくて、1時間待たないと次のバスが来そうになかったのだ。東京だったら、バスも電車ももっとたくさんの本数が走ってるのに。
「不便だよねー」
夕方の海風に吹かれて歩きながらブツブツ文句を言っていると、暉くんが「仕方ないでしょ」と呆れ顔で見てきた。
暉くんはコンビニで空の好きなお菓子を買って、それを渡して仲直りするつもりらしい。
暉くんが空とうまく仲直りができたらいいなと思って、わたしもコンビニの寄り道に付き合った。
ついでに、わたしのママにも何か買って帰ると言うから、ママが好きなチョコレートを暉くんにおすすめしておく。
コンビニで買い物をすませると、わたしたちは海沿いの道を『たいようの家』に向かって歩いた。
できればバスに乗りたかったけど、夕方はバスの本数が少なくて、1時間待たないと次のバスが来そうになかったのだ。東京だったら、バスも電車ももっとたくさんの本数が走ってるのに。
「不便だよねー」
夕方の海風に吹かれて歩きながらブツブツ文句を言っていると、暉くんが「仕方ないでしょ」と呆れ顔で見てきた。