「ちょっと待て。調べてくる」 そう言って鷹也は部屋から担当に連絡した。 「玖生。ちょうど今日来るらしい」 「いつ来る?」 「いつもは昼時だ。これから来るだろう」 「噂を流したその家元が来るのか?」 「ああおそらくは。俺に他へ依頼させないよう、釘を指すために、あれ以降必ず家元がわざわざ来る」 「わかった」 俺は由花へ電話すると、昼をツインスターホテルで一緒にとらないかと誘った。アメリカへ行くまであまり間がないので、出来るだけ会いたいと言ったら何とかして行くと可愛いことを言ってきた。