星空の下で

夜。
今日も千洋が
九時半までは一緒に居る。
そして和室に移って、
華恋と眠れるまで過ごす。
「しっかし今日の華恋の迫力、
すごかったわぁ、
愛の力って奴やな。」
「お兄ちゃん、うるさいよ。
だってどうしても
認めてもらいたかった
んだもの。」
「華恋、俺は嬉しいよ。
俺の事思っていて
くれたんだなって。」
「当たり前でしょ、
恋人なんだから。」
「ありがと。」