星空の下で

すると、優菜さんは
溜め息をついて言った。
「しょうがないなぁ。
ただし、条件があるわ。」
「何?」
「あなたたちはまだ学生よ。
間違いがないように
寝る場所は
昨日と同じように別。
それと、遅くまで
起きないこと。」
「それを守ればいいのね?」
「ええ。」
「解った。ありがとう、
お母さん。」
「ありがとうございます、
優菜さん。」
俺も礼を言った。