「メールすんのはいいけど、
あっちは千洋のこと
知らないんだろ?
彼女に話だけでも通しておこうか?
千洋は俺の友達だって。
メールもしやすいだろ。」
「せやな。頼んますわ。」
「はいはい。」
「ほな、今度会う時は学校やな。」
「そうだな。」
「それまでは、さいならや。」
「あぁ。」
千洋は手を振って去っていった。