授業が始まりそうだったので
教室に戻ろうとすると、
千洋が言った。
「俺はお前を
親友や、思うとるで。」
「…そうだな。
俺も、千洋の事は
嫌いじゃないよ。」
「何やそれ。ま、ええわ。
また嫌な事あったら言い。」
「おう。」
俺は千洋と握手をした。
友達のしるし。