向こうで華恋が呼んだ。 「航星~。今日お昼 一緒に食べようね!」 「おう、また昼休みな。 迎え行くから!」 「うん。」 華恋が駆けて行く。 俺は華恋の後姿を 見つめながら思った。 俺はこの子を一生大事にしていこう。 ずっと、ずっと―…。