でも、ごめんね。


(明日から…)


そうしてあたしは泣きながら夢の話をした。


泣きすぎて何度も話が止まったけど。


ノワールはあたしをしっかり抱き締めて、最後まで黙って聞いてくれた。


『ルージュはノワールと…っ…一つになるって』


『ああ、そんな感じがする…自分の身体が、心が、ぴったり収まったような不思議な感じだ』


『本当…に? 』


『ああ』