私の彼は御主人様

(あれ? またあの公園だ)


頭の片隅でこれはきっと夢なんだろうと理解してる。

『律』


目の前にルージュ。


『なんで出てこないの?これから三人でいっぱい…楽しい事だってもっとあるし、なのに』


微笑むばかりで何も言わない。


『…消えちゃうの? 』


言ってしまったら本当になりそうで言わなかった言葉。


ルージュはゆっくり首を左右に振った。