私の彼は御主人様

(やっぱりあの予感は当たってた)


『…っ』


あの時、何も言えなかった自分に腹が立つ。


『律、泣くな。僕だってルージュが消えるのは嫌だ。それにまだ消えていない。中にいる…分かるんだ…だから、考えよう』


ノワールがあたしを安心させるように力強く言った。

『うん』


『さぁ、今日はもう寝よう。律が泣くと僕もルージュも悲しくなる…おいで』


『ん』


に抱きつくと背中を優しく撫でられた。