あたしは繁華街を通り… まわりは、仕事帰りの人や、これから仕事らしい人、酔っ払ってる人がたくさん歩いていて。 あたしに誰も気付かない。 あたしはどうしようもない気持ちを抱えて、その道をひたすら歩いた… 「…なにやってんの?」 いきなり耳に入って来た声… あたし……?? 顔をあげると、 あたしの目の前には、大学生らしき男の人。 知らない人に声をかけられたのに、 あたしは不思議と怖くなかった…