さとうさん。


[じゃあ、それをおれに?]

“そうです”

彼女はいたって真面目だった。


[主人公は、男の子だったんですよね?]

おれもいたって真面目で
冷静に答えた。

“そうですよ?いや、
主人公が男だろうが女だろうが
その言葉が良いと思ってゆったんです。
変ですか?”

若干、半ギレの彼女に動揺しつつも

[いやいや、大丈夫です。
かっこよかったです。]

と怯えながら、答えた。