しかも…



「ねぇ、あれって。」



「え~気のせいだよ。

だって隣…」



「ん~そだね~

あんなイケメンが、ふつうの女の子といるわけ無いよね~。」



彼は、若手アイドルなのだ。



「…お願いだから、メガネかけて。

目立つ。」



「結月がこっち向いてくれたらね。」



「…ん、」