飲み物買ってきますと1度体育館から出た。
自販機でスポーツドリンクを買う。
やばい、腕もプルプルしてやがる。
バドミントンなめてた。
「おーい、もう1回やろ〜」
はい!と返事をして体育館に戻った。
試合が終わって年齢をきくと70代と聞いてびっくりした。
俺より息切れてないし……
何か体力作りしてるんですか?と尋ねると何もしてないと……
すごいおじいちゃん達がたくさんいた。
1番上手いと言われるコートで敦美はさっきの子と組んで男子相手に試合をしていた。
動きが速いなぁ、敦美ってすげーな
何か尊敬できる彼女っていいかも、敦美がますます綺麗でかっこよく見えた。
試合が終わると座っていた俺の所へ戻ってきた。
「疲れた?」
「もう、腕と足がプルプルしてる」
「明日の仕事大丈夫?」
「筋肉痛だろうな(笑)」
「マッサージした方がいいかもね」
「敦美がしてくれんの?」
「いいけど」
「じゃあ部屋取るけどいい?」
今週は敦美は水曜日も休みのシフトだった。
でも土屋くんは仕事だし……
「それは泊まるってこと?」
「うん」
「……ん〜」
敦美が考えている。
「泊まらなくていいよ、マッサージだけでいいよ、悩ませてごめん」
「……ううん」



