黒田チセは小さいころから色々見えていた。幽霊とか妖精とか。また不可思議な能力があった。黒魔術とかタロットとかしていた。またネットに小説を投稿したり、構想を練ったりしていた。
 チセは野いちご学園高等部に入学した。1年C組。
 学校では皆に不気味ちゃん、悪魔、悪魔族と呼ばれ、冷やかされていた。友達はいず、独りだった。
 そんなチセにクラス1のイケメンで、売れっ子モデルの金髪碧眼、切れ長の高瀬帳君が話しかけてきた・・・・・・。