俺や和真が見つめる視線を気にせず弥生は続ける。
「中学の時私は和真が好きだった。だけどちゃんとそれを伝えていたかって言われるとわからない。だから和真があんなことして傷ついたけど、私のせいでもあることはわかってる。けど、もう2年も前の話だよ。正直、今更もう、何も思っていないの。和真に気持ちが戻ることもない」
「…なんとなくわかってた。ごめん」
そして、どちらかともなく微笑んだ。
弥生と和真が本当の意味で分かれ、解決した瞬間だった。
「中学の時私は和真が好きだった。だけどちゃんとそれを伝えていたかって言われるとわからない。だから和真があんなことして傷ついたけど、私のせいでもあることはわかってる。けど、もう2年も前の話だよ。正直、今更もう、何も思っていないの。和真に気持ちが戻ることもない」
「…なんとなくわかってた。ごめん」
そして、どちらかともなく微笑んだ。
弥生と和真が本当の意味で分かれ、解決した瞬間だった。



