年下男子は天邪鬼

僕はその胸の痛みに戸惑いながらも
「そうですか。その彼とは長いんですか?」と笑顔を貼り付けながら問い掛ける。

「まあ、20歳の時に時に付き合ったので
そろそろ7年目になりますかね..」

「そんなに長いならそろそろ結婚の話とかも出てるんじゃないですか?」

僕の問いに依子さんは一瞬表情を暗くしたので「すみません。プライベートなことを突っ込んで聞きすぎました。」僕は慌てて謝罪した。

「いえ。実は最近彼とうまくいってなくて..
お互い仕事が忙しくてなかなか会えないのは元々なんですが、たまに会えても誰かとメールばかりでもしかして浮気してるのかなって..」

依子さんはそこまで言って「ハハッすみません。こんな重い話っ」わざと明るく振る舞う。

そんな依子さんに悲しい顔させるやつな別れてしまえばいいのに。僕だったら彼女にそんな顔は絶対させない。

そう思いながらと口では「大丈夫ですよ。きっとメールも友達相手に送ってるだけです」彼氏の肩を持つ振りをする。