沼っちゃうほど甘い溺愛ラリーなんて、続けられません



「中学生? 見た感じ幼いもんね。 家庭教師をしてあげてるの? おばさんに押し付けられた?」


「由乃は、俺の彼女!」


「はぁ? 潤に恋人? 聞いてないんだけど」


「なんで映子(えいこ)に言う必要があるんだよ」


「だって幼馴染じゃん。バド仲間じゃん。女はウザいって言ってたじゃん」


「由乃以外の女がムリなだけ。別にオマエは、俺に色目を使ってこないし。バド仲間として普通だけど」


「もう! 何それ!」



映子さんが、辛そうに唇をかみしめている。


もしや黒岩くんのことが好きなんじゃ?


そうだよ、絶対にそう!

だって映子さん、恋のライバルを憎むような顔で私を睨んでいるし。


映子さんの気持ちに、黒岩くんは全く気付いてないみたいだけど……



窓越しの黒岩くんと映子さん。

口喧嘩がヒートアップしていく。