あっ、写真にうつってる女の子だ!
私は振り向き、黒岩君の机に飾ってある写真をもう一度確認する。
間違いない、同一人物。
写真の頃から、かなり成長したのかな?
美人度が増し、胸も羨ましいほど膨らんでいる。
私の胸は、泣きたくなるほどの未発達状態なのに……
はっ!
窓の向こうにいる美女と目が合ってしまい、戸惑う私。
私はニコっと笑って、ペコっと頭を下げてみた。
でも彼女は無反応。
私と絡んでいた視線をプイッと外し、焦り顔で黒岩くんを問い詰めだした。
「あの子、誰?」
「は?」
「潤の勉強机の前に座ってる子」
「由乃は……」



