沼っちゃうほど甘い溺愛ラリーなんて、続けられません



「オマエ、邪魔すんな!」



上半身が、窓の外に乗り出している。


えっと……誰を怒鳴りつけているの?



「シャトル、窓にボコボコ当てやがって」



窓の外に誰かいるの? 

ここ2階だよ?




「ねぇ潤、バドやりに公園行かない?」



窓の外から聞こえてくる、女の子の声。



「私、自分の弱点見つけちゃって。次の試合までに克服したいの。練習付き合ってよ」



声の主を知りたい私。

椅子に座ったまま背伸びをしてみた。



黒岩くんの隣の家。

この部屋と対面するように窓がある。


窓枠に頬杖えをつきながら笑っているのは、ポニーテールが揺れる美女。


この人って……