と、なるはずだったのに…… コン! 黒岩くんの部屋の窓に、何かがぶつかる音がして コン! コン! その音は鳴りやまなくて…… 「ひぃあ!」 私は驚いて、黒岩くんを両手でつき飛ばしちゃった。 黒岩君はよろけながら、反対側の壁に置かれたベッドにばたり。 ひぃえぇぇぇ…… 私ってば、なんて野蛮なことを。 「なんだよぉ!」 黒岩君、怒ってるし! 不機嫌そうな顔を浮かべ、ベッドの上で立て膝をつく黒岩君。 窓をガッッと開けると、イライラ声を放った。