えっと……予想外のお母さん登場?
まずは挨拶をしなきゃだよね?
自己紹介もして……
黒岩くんの彼女だって、名乗っていいのかな?
お客さんを追い出しちゃったことも、心から謝らなきゃ……
「あの……わわ、私は……」
「あらあら~。なにこの可愛いすぎるお姫様は?」
……えっ?
顔面の距離が近っ。
テンション高っ。
「毎週、お弁当を買いに来てくれてるよね? 名前は?」
「えっと……しっ、白石由乃です……」
「ゆのちゃんかぁ。礼儀正しいし、笑顔可愛いしさ。この子が潤の彼女になってくれればいいのにって、お母さんずっと願ってたよ~」
なぜか私、黒岩くんのお母様に抱きしめられているんですけど。



