黒岩くん、急に顔を赤らめるとか反則だよ。 さっきまで、あんな強引で甘々だったのに。 この温度差に、私の羞恥心が余計にくすぐられちゃうんだよ。 でもね、すっごく嬉しかったの。 『彼女のことを、一生大事にしたい』って、みんなに言ってくれたこと。 ただ、心配はしちゃうかな。 私のせいで、お弁当屋さんの経営が悪くなっちゃったらどうしようって。 「ねぇ……黒岩君……」 「なに?」 「お客さん……減っちゃうよ……」 「別にいい」 「いいの?」 「ああ。由乃が一生、俺の側にいてくれれば」