沼っちゃうほど甘い溺愛ラリーなんて、続けられません



「赤い糸の話。由乃ちゃんのお母さんから、教えてもらったんでしょ?」



それって……



「桃園くんは、赤い糸で結ばれたいなって思う人がいるってこと?」


「そりゃぁね。でも俺の恋は、叶いそうもないなって思ってて……」


「そうなの?」



モデルでもおかしくないほど、綺麗な顔をしているのに?


しかも女子の輪の中に自分から飛び込んで行ってるし。

美顔で、フレンドリーで、一緒にいて楽しいって、女子から告白されまくりでしょ?



「その話はいいの。俺はどうしても知りたいことがあるんだ」


「どうやったら好きな人と赤い糸で結ばれるかってことかな? それは私にもわからないの。ごめんね」



だって、縁結びの神様が結ぶものだから。

シュルシュルシュル~って。



「そうじゃなくて!」