沼っちゃうほど甘い溺愛ラリーなんて、続けられません


満足げな笑みを残し、夏希ちゃんは部屋から出て行った。



すぐさま茜ちゃんが部屋に駆け込んできて


「ほんとは、私が一番最初に由乃のウエディングドレス姿を見たかったんだから。でも夏希が謝りたいって言うから、我慢してあげたの。でも悔しさはやっぱりあってさ……」


オーバーな身振り手振りで、私に迫ってくる。



顔が近い、近い。


必死な言葉と一緒に、額の汗まで飛んできてるよ。



でも急に、茜ちゃんは口を閉じると


「最高にかわいいよぉぉぉ! 由乃ぉぉぉぉ!」


泣きそうな顔で両手を広げ、私に抱き着いてきた。



私から体を離した茜ちゃんは、私の両手を手のひらで包んでくれている。