「私、ファッションに疎くて。どんな服が自分に似合うのか全くわからなくて。夏希ちゃんに選んでもらえたらなって……」
「フフフ」
鼻に拳をあてて、なんで笑ってるの?
「私服姿の由乃ちゃん、小学生みたいだもんね」
「そんなに酷い?」
「ウソウソ。幼さが混ざってって、可愛いと思うよ。でもさ、もうちょっと大人カラーを取り入れてもいいんじゃない?」
「そんな色、私に似合うかな?」
こんな童顔なのに……
中学生と間違われてばかりなのに……
「私が一緒に行って、由乃ちゃんに似合う服を選んであげるんだから。問題ないでしょ?」
「いいの?」
「今度、一緒にショッピングに行こ」



