「めちゃくちゃ可愛く仕上げてあげたんだから、ハッピーにならないと許さないんだからね」 いじわるっぽく微笑む夏希ちゃんは、ドレスの背中部分のファスナーを上げてくれている。 「じゃあ、私は茜を呼んでくるよ。あの子が司会をしてくれるんだ。準備ができたら教えてって言われてるから」 えっ、行っちゃうの? 「待って、夏希ちゃん」 「なに?」 あのね…… こんなお願いをしたら、迷惑かもしれないんだけど…… 「今度一緒に、お買い物に行ってくれないかな?」 「えっ?」