沼っちゃうほど甘い溺愛ラリーなんて、続けられません


「私ね、ちゃんと学校のみんなに話したから。由乃ちゃんは悪くない。私のために自分の傘を貸してくれた優しい人だって。茜ちゃんと一緒に、噂で嘘だと思うところは、全部否定した。夏希さん達には舌打ちされたけど」


「まぁ~主犯格の連中は、心を入れ替えたとは言えないね。夏希たちは、由乃が男子にモテるのが悔しくてたまらないんだよ。でもそれ以外の人たちの心には響いたみたいだよ。由乃にこんなことをしてもらったとか、手作りクッキーのお礼をしたいよねって言ってた子たちも結構いたし」


「由乃ちゃんに謝ろうとしている人もいるよ」


「由乃の可愛さに嫉妬して、由乃をイジメる人が出てきても。もう『みんなで無視しよう』にはならないよ。まぁそうなったら、私が黒板前の教卓を蹴り飛ばしてやるけどね」


「茜ちゃん、足癖が悪すぎだよ」


「友梨佳。だからそれは、私を育てた親のせいだからしょうがないんだって。アハハハ~」