沼っちゃうほど甘い溺愛ラリーなんて、続けられません



「由乃ちゃんをかばえなくて、ごめんなさい」と、友梨佳ちゃんが泣きながら謝ってくれている。



嬉しいはずなのに、私は笑顔を作れない。


友梨佳ちゃんの泣き顔を瞳に映せば映すほど、ある思いが強くなっちゃうんだ。


私がいなければ、友梨佳ちゃんがこんなに苦しむことはなかったのにって。



「私……性格変えなきゃダメだよね?」



「……えっ?」と驚き声を上げたのは茜ちゃん。



私はベッドの上で、抱きしめている枕に涙をこすりつけながら言葉を続ける。



「でも、どうやって性格を変えればいいかわらない。どうしたら私は、誰も傷つけずに生きられるかわからない。 笑いもせず、言葉も発しないで、ずっと一人でうつむいていれば、みんな私のことをクラスメイトだって認めてくれる? 笑いかけてくれる?」


「由乃は今までみたいに、笑ってればいいでしょ」



茜ちゃんはメンタルが強いかもしれない。

でも、私は違うんだよ。